2012年04月26日

「開拓者たち」と義父のこと

NHKで放送しているドラマ「開拓者たち」を見ている。

戦前、旧満州(中国東北地方) へわたり、過酷な逃避行と避難生活を体験した末に帰国、戦後の日本で、新たな農地の開拓にたくましく挑んだ人々の物語。(NHKホームページより)

なのだ。

義父(妻の父)は終戦時、満州にいた。
招集され、衛生兵の訓練を受けて満州にいた。
やっと日本に引き揚げられたのは昭和30年。最終に近い引き上げ船だった。
実に10年以上、抑留されていたことになる。

その後義母と結婚し、妻が生まれた訳だが、20代の働き盛りの10年間をずっと抑留されていた義父の、その後の日本での苦労も想像に難くない。
満州に抑留されていたときのことはあまり語りたがらなかった義父であるが、それでもなんとか聞き出した話はとても悲惨な話ばかりだった。
衛生兵だった義父は黒龍江(アムール川)の川岸に建つ陸軍病院に抑留され、そこで働いていたらしいが、冬になると、極寒の環境に耐えられずにたくさんの人が死んでいったらしい。

そんなこんなで、この「開拓者たち」、もう亡くなった義父のことを思い出しながら見ている。
こういう話、直接本人たちから聞く機会はほとんどない。
僕たち日本人は、こういう時代を生き抜いてきたのだということを忘れたくない。

IMG_1553.JPG
昨夜のワインは南アフリカ産。トゥルバフ カベルネ・ソーヴィニヨン。
とてもうまい。でも安い。
南アフリカのワインは以前は国有企業がぶどうを買い上げ、個別のワインの醸造は制限されていたのだが、2002年に国有企業が完全に民営化され、また、個別の農園でのワイン醸造も自由化された。
その結果、品質のよい、おいしいワインが競って作られるようになっている。
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